『花火』  の句



いとこ寄り花火と笑顔古里(さと)の夏(誠)
・懐かしい時を思い出します(智)


  
きれいだね花火を見ずに君を見る(和)
これ和さんでしょう(俊)


そら逃げろ回るねずみと戯(たわむ)れる(直)




  
とらわれを花火のように消せたらナア(多) ★★★
・共感(俊)
・消えないのが人の証。(晃)
・森田を知って逆に思う気持ちもわかるが?(仁)


  
どれだろう最後の花火いつだろう(智)




はしゃぎすぎ線香花火手に落ちる(英)
・楽しい花火の夜(俊)
 なんか似たような経験あります・・(愛)


  
ぱっと咲くこんな花火が彼女かな(和)




ぱっと散るそんな花火がわたしかな(和)
・花火も桜も人間も(俊)


フィナーレは涼む火柱ナイアガラ(直)




ベランダがPL花火の特等席(誠)




もういない花火花火とはしゃいだ父は(多) ★★
・子供のようなお父さん(俊)
・悲しくてぐっときます(智)
 亡き父も花火花火とはしゃいだ(久)


もう終わり家に帰れと言う白煙(智)




もう少し夜空に咲いていたいのに(愛) ★★
 これ、花火が出てるかな(俊)
・感情移入はよくないが、夜空に咲くというイメージがいい。(晃)
・パッと咲く花火のはかなさ(久)


暗闇に君の顔うく花火大会(晃)
 ・情景が目に浮かびます(博)


一瞬の夜空に放つ職人芸(直)
・一瞬に賭ける職人(俊)


遠花火片恋のまま消える恋(俊) ★★
・近づきたいような、そうでないような(博)
・思い出を遠くから一人で見てるよ。君を忘れるにはもう少し時間がいる。(晃)


夏の夜に短く終えた友さびし(由)
 これも花火と関係付けるのが・・・(俊)
・夭折と花火ははかなく、なぜか美しい。(晃)


火がつけば花火のような君だった(英) ★★
・終わりなき花火であれば良いのですが・・(俊)
・やだな!Oさん私と同じ経験しているとは?(仁)
 くわばらくわばら(博)


花火よりお前の方がきれいやなあ(和) ★★
・和さーん(俊)
・若さとそして夜の暗さが目を誤った(英)


花火より華美な若者夏祭り(由)
・花火大会はやはり若者がいないと(博)


花火見て星のまたたき気がついた(多) ★★
・夜空を見上げることを忘れている現代人(俊)
・落ち着いた観察眼ですね。(誠)


花火持つ君がきらきら光ってた(英) ★★
・綺麗な恋(俊)
・きらきらとはきれいですね(智)


花火消え言いたいこともあったのに(博) ★★★
・言えないうちに終わってしまったのですね(愛)
・君ってキレイね。と言えない男のテレの美学。(晃)
・無念が伝わります(智)


花火模様季節伝える贈り物(和)




過ぎ去ったこといたずらに散る花火(博) ★★
・(過ぎし事思い出させる庭花火)ではだめでしょうか?。(晃)
・時が解決してくれる。(直)


楽しみの花火終わって秋が来る(智)
・駆け足でやって来ます(博)


歓声で忘れた手元アイス溶け(直)
花火の連想が湧かない(俊)


境内の狐振り向く花火宴(直) ★★★★
・何かしらゾクッときますね(博)
・振り向くキツネの顔が、自分の術にニヤリ。(晃)
・狐も仲間に入りたいのでしょうか(智)
・田舎の縁日の情景を思いだします。昔は楽しみが少なかった(誠)


玉育ち盛りたそがれ線香花火(誠)




君と僕花火の様に若き日は(英)




子らの顔線香花火うつしだす(晃)
・どうか幼いままに残しておきたい(博)


思い出も花火と共に散った夏(愛) ★★★
・思い出だけにはしたくないものですね(博)
・淋しい晩夏(俊)
・「君のいた夏」の瀬戸明日香はよかった。(晃)


若者が花火楽しむ場所もなし(誠)
 171号線沿いで打ち上げてました。(直)


手花火の消えた闇から恋生まれ(俊)
・この恋成就してほしい(英)


消えていく線香花火の儚さよ(久)
・人生もまた(俊)


上がり性の打ち上げ花火自滅する(英) ★★
・うまい!大西さんの句でしょ!
・私も打ち上がっては自滅してました(智)


乗り越えた君の瞳に花火燃え(博)
・もう過去を振り返らない瞳(俊)


星が言う熱いでほんま花火ちゃん(和) ★★
・大阪弁の星の王子様か?(晃)
・月も言ってそうですね(智)
 大阪弁がおもしろい(多)


川べりで大玉開く充足感(直)




線香花火のささやききこえて涙する(愛) ★★★
・「線香花火のささやき」面白い(俊)
・線香花火にも長く燃えて消えかけに声が聞こえるやつがあります(英)
・なんとなく寂しさを感じる句ですね(仁)


線香花火続いてる人消えた人(俊) ★★
・時の重みが感じられます。やがて私も線香花火かな(博)
・情景と心情が良く表現できている(多)


息詰まり夜空を焦がす癇癪玉(博) ★★★
・苦しそう。(直)
・神経症の感覚と情景がうまく表現されている(多)
・うっぷんを晴らす爆発だったとは気がつきませんでした。華麗に爆発したい。(誠)


打ち上げ花火時を知らねば爆弾だ(英)




打上花火君の横顔そっと見る(俊)




駄菓子屋のくじ引き当たれ筒花火(直) ★★★
・くじ引きの花火ってありましたか(英)
・鼻汁を袖で拭きながら、泣くな。(晃)
・子供の純粋で真剣なまなざしを感じます(誠)


大玉のパッと広がるスルスルと(久)




大空でここぞとばかり見せつける(愛)




大輪の閃光受けて影一人(誠) ★★
・孤独な影(俊)
・一人で花火を見るのは、メチャ寂しい。(晃)


大輪を咲かす職人汗火の粉(誠)
・表面に出ない苦労です(久)


年重ね手持ち花火を買い求む(英)




煩悶も花火と共に消失し(博) ★★
・よかった(俊)
・ただ綺麗!という感じの中では煩悶なし(仁)


夢に破れて仕掛花火の途中消え(俊)
・夢は消えるもの(久)


夕暮れに愛娘と放つ夏花火(直)
・私には憧れの世界です(智)


浴衣着て涼む夜風に花一輪(直)




恋をした花火師昼の駅に居る(俊) ★★
・恋をした花火師が面白い、恋人を追っていくのか(英)
・そうですか・・・(智)


國破れ最後の花火燃え盛る(博)




夭逝と線香花火なぜか似る(晃)




眩さが家まで残る菊花火(晃) ★★
・美しい菊花火だったのですね。ご一緒された方は恋人?(俊)




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