◆「我々の生活状態が自然になれば治る」(森田正馬全集第5巻 p.88)
症状を取り去ろうとして不自然なやりくりをしたことがありますか?
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・道で人に会いたくなくて遠回りして人に会わないようにしたりしました。
・緊張をやわらげたりリラックスできるという器具を買ったりしたことがあります。
・健康食品や薬をのんでます・・。
・不安発作や対人緊張などはどんなことをしてもなるときはなります。
ならないようにしようと努力するより生活全体のパターンを変えたほうがいいです。
身を守るための無駄なことはやめたほうがいいです。
・過食の人は食事のことばかり考えているので食事しないときでも緊張したりしてますが、
食事のことは食事するときに考えたらいいです。自分のこと心配しなくなったらよくなっています。
・寝るとき以外はじっとしておれないような状況に身をおきましょう。
・症状で苦しんでいたときは死んでもいいという覚悟で動いていました。
症状で苦しんでいるときは自分にブレーキをかけすぎているのではないでしょうか。
たえきれないと思っていることでも実際には耐えれてます。
・来るものはこばない態度で生活していきます。自分の今の状態をいちいちふりかえらない。
・神経質者は決めつけ上手です。こうなればこうなるにちがいないなどとすぐに決めつけてしまいます。
・そんなことをしても無駄だ、間違っているなどと決めつけて実行しないことが多いです。
間違っているかどうかは実行して確かめたらいいです。
やってみたらいいのに頑固でやろうとしない。やってみてだめでもいいじゃないですか。
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◆頼まれた仕事があったのですが今の自分にはとてもできそうにないと思いました。逃げてはいけないと悩んだのですが断りました・・。
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・逃げたらいけませんか?それもかくあるべしです。もっとさらっと流していけばいいのではないですか?
土日に悩んで考えるほどのこともないです。
・引き受けてみて不都合があったらお断りしたらいいです。どういう非難をうけてもしかたないと覚悟をきめます。
おこったことをくよくよいつまでも自分でひきずらないでいいです。
・対人緊張をおそれない。対人緊張をまるのみできるようになればいいです。気になるものは気になるしうけて立ちましょう。
・これをやってくれないかと言われたらすぐやるようにしてます。
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