2002年11月
◆仕事の覚えが悪く、要領が悪いのでよく注意されたり怒られます。 自分に自信が持てず、ダメな自分を責め続けてしまいます。
・自分を責め続けてもどうしようもないので、出来ることを1つでも2つでも やったほうがいいと思います。1つ1つの積み重ねが大切なのではないでしょうか。
・現実的に自分ができることが何か考えて手を出すようにしています。
・できたことは認めるようにしています。
・単に怒られたことを気にするより、相手が何を怒っているのかをちゃんと 理解したほうがいいです。。
・感情を入れずにたんたんと行動するようにしています。
・他人から一度ついた印象はなかなか変えることはできないですが人は行動を みてその人のこと判断するので、考え込みすぎるより 行動を変えていくことが必要なのではないでしょうか。。
・自分にあった仕事や職業を探し求めるより自分のおかれている状況のなかで 精一杯やってどれだけ結果を出すかのほうが大切なのではないでしょうか。
◆飛行機に乗ったら、このまま事故でしんだらどうしようとか、残酷な事件やニュースを見ると死がおそろしくそのことばかり考えてしまいます。
・いつかは死ぬことになるのでどんなに考えても死から逃れることはできないので考えても 解決しません。それよりも今を充実させることを一生懸命したほうがいいのではないでしょうか。
・何がおこるかはわからないので、今を一生懸命生きるようにしています。
・「明日が訪れるとは限らないから今日一日を自分の全生涯と思い生きる」という言葉をきいたことがあります
★ 森田正馬全集 5巻p261より ------------------------------------
「運命」は耐え忍ぶにおよばぬ。例えば偶然に、山から石が落ちて来た時に、死ぬ時は死ぬ。
助かるときは助かる。耐え忍んでも、忍ばなくても、結局は同様である。我々はただ運命 を切り開いて行くべきである。正岡子規は、肺結核と脊椎カリエスで、永い年数、仰臥の ままであった。そして運命に耐え忍ばずに、貧乏と苦痛に泣いた。苦痛の 激しい時は、泣き叫びながら、それでも、歌や俳句や、随筆を書かずにはいられなかった。
その病中に書かれたものは、随分の大部であり、それが生活の資にもなった。子規は不幸の どん底でありながら、運命を切り開いていったという事は、できないであろうか。 これが安心立命であるまいか。
とじる